先日、北海道恵庭市にあるエコロジーをテーマにした施設【えこりん村】に行ってきました。
この村には、キャンプ場やトマト園、バラの畑など、自然と調和した多彩なアトラクションが広がっていますが、特に注目すべきは、日本最大の規模を誇る牧場。
この牧場では約1200頭の羊が飼育されています。
そんなえこりん村の牧場の管理を担当する太内さんにお話を伺ってきたので、羊の飼育に対するこだわりを皆さんにお届けします!
えこりん村の牧場の第一の特徴は、羊たちの飼育環境に細心の注意を払っている点です。
羊には約3000種の品種があり、その中には育児を放棄するものや、人工飼料を与えなければ成長しないものもいます。
この牧場で飼育されているのは、ポールドーセットという品種の羊で、特徴的なのは、牧草だけで健やかに育ち、多くの子羊を産むこと。
ポールドーセットの羊毛は、オーストラリアではダウンウールとしても使用されています。
えこりん村では、できるだけ人間の手を加えず、羊にストレスを与えない環境を整えています。
そのため、広大な50ヘクタールの土地を区画し、約200頭ずつに分けて放牧。
羊たちは、1区画の牧草を食べ尽くした後、次の区画に移動するサイクルで飼育されています。
この方法により、羊たちが餌不足に悩むことなく、過密状態によるストレスも避けられていると言う訳です。
そうして育てられた羊は、あっさりとしつつお肉感がしっかりした特徴に!
なんと言っても赤身の部位がとても綺麗で美味しくいただけるので、ぜひビールと羊にきた際はえこりん村の羊食べてみてくださいね!